板金・塗装(塗料)の基礎知識

『車のキズの修理』ついてお問い合わせが多かった、車の塗装・塗料について説明いたします。
★修理に出すほどのキズじゃないけどどうしよう?
★車検が近いからそれまでの間、一時的に補修したい
★市販のタッチペンを使ってみたけど、まるっきり違う色になってしまい、逆に目立つようになった
★小さなキズだから安く済ませたい

これまで、カラー番号のみの情報を元に塗料を販売してこなかったのには理由があります。それは、カラー番号だけでは、実車(お客様の車)の色にはならないということです。

「同車種の新車でも色が違う!?』

車は一箇所の生産工場で作られるわけではありません。
生産工場が違うと使用している塗料も
異なります。
同じ車種でも、工場単位で使用塗料が異なるのです。

塗料も一定色の塗料はありません。
塗料の生産時にも若干の誤差が出てしまいます。このようなことから、新車時においても同じ色番号を使いながら、生産工場別に色の異なった車となります。複数の性質が異なる素材で作られ、車種によって違いがあります。

アクリル ラッカー ウレタン 水性


色ズレの主な要因
・同じ車種でも色は違う
・紫外線による変色
・紫外線による色あせ
・修理補修場所の再補修

市販のタッチアップ用塗料の色違いの主な要因は、色番号のもっともスタンダードな色(基準色)をもとに作られていることにあります。1つの車カラーにつき数種類の塗料があります。その中で基準色にもっとも近い車であればタッチペンでも合うものとなります。また、ラッカー系塗料、硬化剤など添加物も含まれており、さらに再現性が悪くなっています。色が合っていても、塗装を行う際の工具によっても変化します。これらのほかに、紫外線による色あせ・変色・一旦補修した場所の再補修などによる色のずれなどが出てきます。実車を見ない限り、同色を再現することは、極めて困難なのです。

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